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【都内唯一】飛散性+非飛散性アスベスト一括受入事業 2018年7月より本格稼働開始

 メジャーヴィーナス・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区大手町一丁目7番2号 東京サンケイビル15F)の「東京エコファクトリー」(新木場)では、本年1月に産業廃棄物専用工場が完成、産業廃棄物の取扱いを本格化させたところですが、テストマーケティング集荷を行っていた飛散性アスベスト(特管廃石綿)と非飛散性アスベスト(普通産廃)に関するご要望が多く、この度非飛散性アスベストの積替え保管能力を2倍に増強し、都内で唯一の「飛散性+非飛散性アスベスト一括受入事業」を本年7月より本格的に稼働を開始します。

 また、昨年10月の水銀廃棄物規制の強化を受け、廃蛍光管の破砕処理の体制も完成させ、6月に受入を開始いたしました。 

 

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アスベスト廃棄物について

アスベストの健康被害については、近年いわゆるクボタショックにより改めて注目されただけでなく、昨年6月のNHKのクローズアップ現代で、居住中の団地でのアスベスト被害が問題視されているところです。さらに先月は、都内で売買された土地に含まれるアスベスト含有スレート片の処理費用(59億円)を、売主が負担すべき旨の判決が東京高裁で言い渡されたところです。この訴訟の過程では、アスベスト含有スレートが全国各地の土壌中に含まれていることも判明しました。

このような社会情勢を背景に、アスベスト廃棄物は、これまで以上に規制が厳しくなるものと考えられます。この訴訟の結果次第では、これまで見過ごされてきた少量のアスベストも適正処理が求められるようになり、アスベスト廃棄物の処理費次第では、ゼネコン、デベロッパーだけでなく、各社の保有する不動産価値に影響が及ぶ可能性もあります。また、建築物のリフォーム促進による長寿命化のために、今後50年以上排出が続くと考えられており、資産除去債務と関係することもあり、今後我が国が長期的に取り組まなければならない問題と考えられます。

ところが、東京都内においては、処理施設が遠方にあるため運搬コストが高いという問題がありました。都内の不動産価格、取引に悪影響を及ぼしかねなかったところ、弊社の「東京エコファクトリー」では、新木場という好立地で受入できるため、運搬コストの合理化を実現しました。

 

■メジャーヴィーナス・ジャパン(以下、MVJ)の少量・特殊品の取扱いについて

本年1月以降、廃棄物と有価物をONE STOPで委託できるとしてご好評いただいているなか、規制が厳しく、少量発生のためコスト高となりがちなアスベスト蛍光管の扱いを開始したところです。ONE STOPで委託できるもののラインナップが増えたということで、排出事業者や収集運搬、窓口会社からのお問い合わせを多数いただいております。

既述の通り、特に非飛散性アスベストについては、やむを得ず受入のお断りもしているため、急遽積替え保管能力をコンテナ1台(30㎥)から2倍のコンテナ2台(60㎥)にいたします。